2024年3月に第8回発表会を終了しました。毎年半年かけて練習を重ね、発表会を迎えるのですが、この経験により生徒は年々更新していく難易度に立ち向かうことでものすごく大きな経験・スキル・精神力etcが身に付いています。
書道パフォーマンスとは?!
複数人でチームを組み、音楽に合わせて演技を取り入れながら巨大な紙に書道をするパフォーマンスです。
何年か前に『書道ガールズ』という映画があったのですが、それは、四国中央市県立三島高校の書道部がモデルとなっていて、田舎の商店街の過疎化問題の町おこしとして、紙の町であった四国中央市の商店街に高校生書道部が3校集まり、音楽に合わせて文字を書いたのが始まりだそうです。
用紙は書道パフォーマンス用ロール紙を幅はそのまま155センチで4mの長さに切り、それを4枚貼り合わせ、横幅6m×縦幅4mの巨大用紙の上で音楽に合わせて、文字を書いたりパフォーマンスをし、作品を書き上げて作品を立てるまでの総時間は6分!
翠泉書道教室と書道パフォーマンスのあゆみ
今の生徒に良い環境は・・・
普段から文字をキレイに書けるようにと色々な経験の場を考えてきました。楽しく作品をより良い物にして創り上げていく。そして作品展として色々な方々に見て頂き、感想を頂けたときはその言葉に一喜一憂して終了。でも、そこから何を積み上げていく?!がないような気がしていました。
その頃、suisenはと言いますと、小学校の間は通塾するのですが、中学生になると勉強と部活動で忙しくなり次第に辞めていく傾向がありましたが、ある年度末に、来年度の継続はどうする?!という時に別の中学校へと進んだ二人から教室続けます。書道部に入ります。先生に楽しく習字を教えてもらったから・・・と言っていただき、嬉しかったことを覚えています。
書道パフォーマンス発表会との出逢い
それから数年後のある日、まだまだ残暑が厳しく暑い夏を感じさせるその日に何かがドカーンと私の頭に衝撃が入りました。その時、テレビの地元ニュースを見ていて国体が愛媛県でおこなわれ
るということで、その開会式に2~3校の高校生書道パフォーマンスガールズが出り、クローズアップされた女性が我がsuisenの生徒だったのでした。その筆をさらさらと運び書き上げてく姿に感動したのでした。
そして、それから一年に一度発表会をし、『発表会』の中にある課題・自らの課題を見つけながら一歩一歩踏みしめながら前進してきました。